熊谷剣道連盟の歩み



熊谷剣道連盟創立51周年記念誌あゆみ(平成15年発行)より


現在熊谷剣道連盟は、埼玉県剣道連盟の加盟団体としてその活動の一翼を担っている。

会員組織は、熊谷地区(旧熊谷市、妻沼町、江南町、大里町)に在住、在職、在学する会員   

により組織されており、一般会員180名、その他 小学生、中学生、高校生は300名を超える。

 

      

                

   戦前には、旧熊谷警察署敷地内(熊谷市本町,現在のコミュニティー広場)にあった演武場において

 昭和二年から剣道愛好家が寒稽古、暑中稽古を行っていた記録がある。

  昭和二十年八月十四日の空襲で大半が焼失し、道場もなくなり、稽古をするにも場所がない有様であった。

 しかし、昭和二十三年ごろ県北剣道界の大御所であった梅沢照佳が中心となり、岡田春吉、加藤勝芳、

 神沼清三郎、兼杉正男、 新井守雄、 渋沢平吉、 斎藤千三、 福島政一、西田政夫、小林鏡明、田島秀雄

 などとともに熊谷剣友会を結成し、岡田氏の庭先(のちに桜田中学校講堂)で稽古を行うようになった。

 昭和二十七年秋、剣道禁止が解除されるとともに熊谷剣道連盟を結成した。



              

   昭和

27年 秋   

      
熊谷剣道連盟が結成され、初代会長に梅沢照佳が就任

 同年熊谷市体育協会に加盟した。
28年 2代会長に 鴨田宗一(当時熊谷市長)が就任
副会長に 岡田春吉が選出された。    
30年 岡田春吉熊谷市文化功労賞を受賞。そのころ熊谷警察演武場へと練習場は移った。
31年 3代会長に 岡田春吉 就任。以後19年間にわたり会長を務めた。岡田春吉の功績は、
今日、熊谷市総合体育大会剣道大会での岡田賞(昭和51年制定)として若者の心に
伝えられている。
37年10月  熊谷市制30周年記念埼玉県下剣道大会が実施された。
38年 3月 熊谷武道振興会設立。剣道連盟も参加し、第一回武道振興大会剣道大会を実施し、
以後毎年実施し、平成14年まで開催された。
39年 5月 熊谷剣道連盟の育ての親である梅沢照佳は、京都剣道大会にて逝去された。
           (全日本剣道連盟より剣道界への貢献を称え剣道範士の称号を追受)
40年3月 梅沢照佳範士追悼剣道大会を富士見中学校体育館において実施。
42年


11月
埼玉国体の会場として建築された市民体育館内剣道場へ練習場は移った。
  
明治百年記念剣道大会を実施。
           ( 県下の明治生まれの剣士200余名を招待して開催した。)
44年9月 第一回遠征旅行実施。以後毎年実施し現在に至る。
48年 熊谷市制40周年記念奉額剣道大会を実施。 市内高城神社に剣道額を奉納し、今も残る。
49年 岡田春吉会長が熊谷市文化功労賞を受賞。同年 熊谷市教育委員会、熊谷剣道連盟共催
による剣道教室を開講し、以後現在まで続く。
4代会長に 渋沢平吉 就任
50年 熊谷剣道連盟主催の日本剣道形講習会を開催。以後毎年2回開催し現在に至る。
52年 日本体育協会主催スポーツ指導員養成講習会開催。講師に渋沢平吉、中山一男、
谷川恒夫が委嘱される。
53年  渋沢平吉会長が熊谷市文化功労賞を受賞。
54年  渋沢平吉は埼玉県剣道連盟副会長に就任。
56年 熊谷市東ロータリークラブ主催、熊谷市教育委員会後援、熊谷剣道連盟主管による
第一回熊谷市青少年剣道大会開催、以後毎年実施し現在に至る。
57年  5代会長に 鴨田康治 就任
58年 埼玉県剣道連盟創立30年記念功労者として斎藤千三、鴨田康治、中山一男、
谷川恒夫が表彰される。
60年 熊谷市体育協会が財団法人化となる。




 
 平成    

 
2年 6代会長に 瀧 馨 就任
剣道連盟会則を改正。
5年
11月3日
熊谷市制施行60周年記念剣道大会を市民体育館にて開催。
6年5月 7代会長に 中山一男 就任
11年 8代会長に 笠原浩 就任
13年 9代会長に 谷川恒夫 就任
15年
11月8日
熊谷市制施行70周年記念剣道大会を市民体育館にて開催。
16年 
4月1日
連盟稽古場所を熊谷市立市立大原中学校に移動
17年

11月3日

10代会長に 吉田博三 就任

中山一男顧問が全日本剣道連盟から剣道有功賞を授与される

熊谷少年少女剣道教室 全剣連少年剣道奨励賞受賞
18年
11月3日
日立金属少年剣道教室 全剣連少年剣道奨励賞受賞 
19年 11代会長に 落合恒夫 就任

増田顧問 旭日重光章 受章
20年
11月3日
妻沼剣道教室、江南剣道教室 全剣連少年剣道奨励賞奨励賞受賞  
21年

11月 3日

11月30日
12代会長に 石野 茂 就任

熊谷市剣道スポーツ少年団 全剣連少年剣道奨励賞奨励賞受賞

中山顧問逝去 全剣連より生前の剣道普及発展の功績に対し顕彰状贈呈される
22年  
   
11月3日
故中山顧問 熊谷市文化功労賞を受賞

みいずが原少年剣道部 全剣連少年剣道奨励賞奨励賞受賞
23年
11月3日
剣心会 全剣連少年剣道奨励賞奨励賞受賞
24年
11月3日
瀧顧問逝去 全剣連より生前の剣道普及発展の功績に対し顕彰状贈呈される
25年 13代会長に 鶴間 信好 就任
26年 谷川顧問 全日本剣道連盟有功賞 受賞

梅澤 敬育 会員 卓越した技術者 現代の名工(厚生労働大臣表彰)
27年 第10回 全国都道府県剣道優勝大会 小学生の部 

5位入賞(埼玉県代表選出)   5年生 熊谷 璃乃 選手(妻沼剣道教室)
29年





14代会長に  川合 育三 就任
第26回 埼玉県高齢者剣道大会 60歳〜65歳未満の部

優勝(埼玉県代表選手)  手島 隆治 選手  秋田ねんりんピック出場
第12回 全国都道府県剣道優勝大会 小学生の部

第2位(埼玉県代表選出)    6年生 増淵 太助 選手(籠原剣友会)
30年度 第27回埼玉県高齢者剣道大会 60歳以上の部

3位 手島隆治

第31回全国健康福祉祭剣道交流大会 埼玉県予選会 

   60歳以上65歳未満の部
     優勝 中山 良彦選手 (埼玉県代表として先鋒として出場)
31年 15代会長に 狩野 清志 就任
令和3年
   1月24日
吉田博三 顧問逝去 全剣連より生前の剣道普及発展の功績に対し顕彰状贈呈される
 令和3年度  第33回全国健康福祉祭剣道交流大会 埼玉県予選会

    60歳以上65歳未満の部
      第2位  柿沼 日出美選手 (埼玉県代表として先鋒として出場)
    65歳以上70歳未満の部
      優 勝  中山 良彦選手 (埼玉県代表として中堅として出場)

第31回埼玉県高齢者剣道大会
 
    60歳以上65歳未満の部
                第2位  柿沼 日出美選手
                第3位  手島 隆治選手
    65歳以上70歳未満の部
                優 勝  中山 良彦選手
 令和4年度  第34回全国健康福祉祭剣道交流大会 埼玉県予選

    60歳以上65歳未満の部
      第2位  柿沼 日出美選手 (埼玉県代表として先鋒として出場)
    65歳以上70歳未満の部
      優 勝  中山 良彦選手  (埼玉県代表として副将として出場)
    65歳以上70歳未満の部
      第2位  手島 隆治選手  (埼玉県代表として中堅として出場)

第14回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会 埼玉県予選

    次鋒の部
      優勝 菊地 衿花選手    (埼玉県代表として先鋒として出場)

第32回埼玉県高齢者剣道大会

    65歳以上70歳未満の部
                優 勝  中山 良彦選手
                準優勝  手島 隆治
令和 5年度   16代会長に 大河原 直弘 就任
第18回全日本都道府県対抗少年剣道優勝大会 予選会

    第2位(埼玉県代表選出)  6年生 石黒 碧選手(熊谷市剣道スポーツ少年団)

第15回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会 埼玉県予選

    次鋒の部
      優勝 森 柚乃選手    (埼玉県代表として先鋒として出場)
      埼玉県優勝の名誉に輝く

第32回埼玉県高齢者剣道大会

    65歳以上70歳未満の部
                優 勝  中山 良彦選手
 令和6年度  第72回全日本都道府県対抗剣道大会 

    大将 菊地 博之選手    (埼玉県代表として大将として出場)
    埼玉県準優勝の名誉に輝く

            


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